サステナビリティ
カルビーロジスティクス株式会社は、他メーカーと組んで商品を共同配送することにより創業当時よりCO₂の削減に取り組んできました。更なる持続的成長と持続可能な社会を実現することを目指しさまざまな取り組みを進めています。
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地球環境への配慮
商品サイズ変更によるCO₂削減
カルビーは2020年9月に「ポテトチップス」レギュラーサイズ12商品(60g、58g)について、パッケージフィルムサイズの横幅を短くしました(横幅:200mm→180mm、縦幅:230mm→260mm)。
これにより商品を輸送する際の段ボールサイズが縮小でき、段ボール製造におけるCO₂排出量を現行比約11%削減しました。さらに、カルビーロジスティクスはトラックの積載効率向上が実現し、トラック使用台数は約9%の削減につながりました。
引き続き、輸配送におけるCO₂排出量の抑制に取り組んでいきます。 -
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
自動化(AUTO)とAIを促進
需給業務品質向上や働き方の改善など「サプライチェーンマネジメント改革」のための次期需給システムを構築しています。
AUTOとAIを活用して定常業務はシステムによって自動的に実施、人はイレギュラーな問題の対応に集中できるようにすることで工数削減を実現します。カルビー京都工場では、自動フォークリフトを導入し、商品の移動や保管作業の無人化を実現しました。この京都工場モデルを2021年度にはR&D(栃木県宇都宮市)と湖南工場(滋賀県湖南市)で水平展開しています。 また、新宇都宮工場では倉庫の完全自動化オペレーションを確立し、商品の入庫から格納・出庫作業まで自動で行われています。これにより、ドライバーの待機時間が30分以内になるなどの効果が現れています。